国際ガールズデー!実話を元にした力強い女性たちの映画リスト

10月11日は国際ーガールズデー。国連も「女の子は強く、賢明で、才能があり、革新的、力があって、有能であり、勇敢だ」という言葉をSNSで投稿している。今回は、そんな国連の言葉を証明するような、実話を元に映画化された女性たちの物語を紹介。ぜひ、あなたも作品から勇気をもらいつつ、国際ガールズデーをお祝いしよう!
片腕をなくしたサーファーが、人々に希望を与える!「ソウル・サーファー」
主人公のべサニーはハワイ出身の女の子。幼い頃からサーフィンが大好きでプロを目指して活動をしていた。しかし、13歳の時にサメに襲われ、生死をさまよう程の大事故を経験。命は助かったものの、片腕をなくしてしまう。それでも彼女はサーフィンを続けるも、今までの生活も営めず、サーフィンの成績も振らず、失意に暮れる。しかし、さまざまな出来事が彼女を奮い立たせ、べサニーはついに困難に立ち向かうことを決意。映画のラストでは勇気、友情、スポーツマンシップが、観る人すべてに希望の光を与える。
自分が描いた絵を奪うモラハラ夫に立ち向かう!「ビッグ・アイズ」
舞台は1960年代。主人公のマーガレットは、バツイチ子持ちで無職のシングルマザー。最初の夫との離婚後、自分と同じように絵を描くことを愛するウォルターに出会い、結婚。そして、不動産業で成功しているウォルターの元で、絵を描いて過ごすマーガレット。そのうち、ひょんなことからマーガレットの描いた目の大きい子供の絵が売れ始める。しかし、ウォルターはそれを「女性のアートは売れない」ということを理由に、自分が描いたと嘘をついて販売。時が経つにつれて、その嘘に気がついたマーガレットは娘とともにウォルターの元を離れ、彼に立ち向かうことを決意。モラハラ夫を前に勇気を振り絞って正義を貫く彼女に、拍手喝采を送りたい!
女性の参政権を勝ち取るために全てを捧げた!「未来を花束にして」
1912年のロンドン、自分と夫、幼い息子と3人で暮らし、低賃金の洗濯工場で働く主人公のモード。ある日、婦人参政権についての議会の公聴会で自分の人生について、人々に語りかける機会があった。すると、今まで自分では当たり前だと思っていた日々のひどい仕打ちが、議長や他の列席者の胸を打った。その様子を見て、モードは初めて自分の人生に疑問を持ち、やがて女性参政権活動に参加することに。活動は、当時ポジティブに受け取られず、夫に家を追い出され、子供を養子に出され、工場もクビになってしまう。それでも、熱心な活動を続ける彼女や仲間たちの姿は、時代を超えて私たちの心に響く。歴史が変わる瞬間を作った女性たちの犠牲と熱意をしっかりと見て欲しい!
NASAの有人飛行計画に携わった黒人女性3人!「ドリーム」
1960年代にNASAで活躍した3人の黒人女性が主人公。彼女たちは、まだ黒人差別、女性差別が残っていた時代に、努力や才能をフル活用し、NASAの有人飛行計画「マーキュリー」に参画。彼女たちが如何に自分自身やその他の黒人女性たちのために立ち上がり、活動した女性たちの勇姿を見せてくれる。彼女たちは、時に白人から、男性から、家族からも理解を得られない場面に直面。しかし、自分の信念に従って、懸命に行動することで偉業を達成して行く。そんな彼女たちの姿は、多くの人たちに賢明さと努力の重要さを教えてくれる!