セレブリティや芸能人が推進する「動物愛護活動」世界の最前線

小泉進次郎大臣との結婚を発表した滝川クリステルさん、モデルのローラさんやダレノガレ明美さんは熱心な動物愛護で知られ、日本でも芸能人を中心に少しずつ注目を集め始めた動物愛護活動。
ただ、日本ではまだまだ活動の幅や、活動に対しての熱意を見せる人が少ないのが現状。そんな中、アメリカではレオナルド・ディカプリオやアリアナ・グランデをはじめとするセレブリティたちが、自分たちそれぞれのやり方で動物愛護活動を推進し世界的に意識を高めている。
世界一動物愛護に熱心なハイブランドデザイナー、ステラ・マッカートニー
日本でもファンの多いブランド、ステラ・マッカートニーは地球環境改善や動物愛護に対しての確固たる信念を持ったブランドだ。ステラは、全米で最も有名な動物愛護団体PETAとタッグを組んでレザー業界について語ったビデオを制作。
公にファー業界についても言及しており、業界についての説明だけではなく、いかに動物の扱いが酷いか、また製造プロセスが地球環境に悪影響を与えているかも紹介。
そして、彼女のスタンスを最も証明しているのが、彼女自身のブランド「ステラマッカートニー」が動物愛護の意思表示として、革・ファー・羽根等の素材を禁止していることである。彼女は現在、ウールやシルクについても、代替品を探求している。
レオナルド・ディカプリオは自身のファンドで自然界の動物を保護!
「タイタニック」や直近ではブラッド・ピットやマーゴット・ロビーと共演した映画「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」で話題になったレオナルド・ディカプリオ。
彼は、自身で自然の絶滅危惧種の保護を目的としたファンドを立ち上げ、森や海の環境を守り、地球温暖化の認知を向上させており、アフリカの象やカリフォルニアの鮫を保護する活動についても活発に参加している。
セリーナ・ゴメスはレスキュードッグを引き取り、犬の命をサポート!
セリーナは大の動物好き。そんな彼女は、保健所に保護されてしまい殺処分を待っている犬を保護し育てている。その数はなんと6匹に渡るとも言われている。その他にも、シャーリズ・セロン、アン・ハサウェイ、ブラッドリー・クーパー、ジョージ・クルーニー等、ハリウッドスターは保護犬を引き取り、動物愛護の一助となっている。
サンドラ・ブルックやクリスティン・ベルはわざわざ障害を持つ動物を保護し、育てる程の献身っぷり。もし、今度ペットが欲しくなったら、まず保護犬・保護猫という選択肢を視野に入れてみて!
アリアナは「人よりも動物を愛してる」発言。食生活で動物愛護の姿勢を表明!
人気歌手のアリアナ・グランデは、動物について質問を受け、インタビューで「私はほとんどの人間よりも動物を愛してる」と発言。そして、その姿勢を最も物語るのが動物愛護の姿勢を全うするために始めたヴィーガン食生活。
アリアナ以外にも、同様の活動をしているセレブが。歌手のマイリー・サイラスは、愛する動物たちを守るために何年も前から食生活をヴィーガンに。歌手兼女優のゼンデイヤも同じ理由でベジタリアンになっている。特にマイリーは、自身のInstagramのストーリーで「動物の肉を食べているなら、動物を愛してるとは言えない」等のヴィーガンの信念と動物愛護の精神を強く提唱している。ゼンデイヤも子供の頃に観たPETAの食肉加工についてのドキュメンタリー映画が、彼女が食生活を切り替えるきっかけになったと話している。
動物愛護のやり方は幅広い。以上で紹介した内容の中でも、セレブだからこそできる壮大な活動から、セレブではなくても、まず食生活を変えることを第一歩として始められそうなものまで多岐に渡る。でも、結局のところ一番大事なことは、動物と人間の双方にとって、健康的で安全な共存の方法を模索すること。まず、あなたにできることは何があるのか、何からなら始められるのか、そもそもそれを考え、調べ、実行に移すことが何よりも大きな第一歩になる!