クリスマスに大切な人と一緒に見たい2019年新作映画


街はクリスマス一色。家族や友達、恋人と集まったり、敢えて1人で過ごす時もクリスマス・スピリットを思い切り感じられることをしたいもの。今年は素敵なクリスマス映画が多くリリースされた年でもある。女子力が高まりそうな定番のラブロマンスから、心温まるアニメまでバラエティ溢れる数々。どれにしようか悩めるみなさんへ、編集部からのオススメをピックアップしました。

今年一番の話題作。エミリア・クラーク主演の「ラスト・クリスマス」

1本目の作品は、12月6日から全国で公開された話題のラブロマンス作品、ラスト・クリスマス。ヒロインは、数々のアワードを受賞したドラマ超大作のゲーム・オブ・スローンズで、メインキャラクターの1人でナーリス・ターガリエンを演じたエミリア・クラーク。そして、相手役はクレイジー・リッチのイケメンフィアンセ役で人気に火がついたヘンリー・ゴールディング。主演の2人でも十分に注目度の高い本作は、アカデミー賞受賞脚本家のエマ・トンプソンによる最高にロマンチックでクリスマス・スピリットに溢れた作品になっていることで話題沸騰。ワムの往年の名曲、「ラスト・クリスマス」を題材にした本作。クリスマスショップで働く売れない歌手ケイト(エミリア・クラーク)が、トム(ヘンリー・ゴールディング)に出会って、人生が明るくなり始め、ドラマが始まっていくストーリー。王道のラブロマンスで最高にキュンキュンしたい人にはイチオシ。

オムニバスに展開するストーリーが魅力「クリスマスに降る雪は」

クリスマス映画の名作、ラブ・アクチュアリーを彷彿とさせるオムニバスのストーリーが展開する本作。今、スターダムを駆け上がる期待の新人俳優陣と人気小説の実写化ということで話題のネットフリックス・オリジナル映画。ストーリーは、記録的な大雪が降ったアメリカの田舎で繰り広げられるティーンエージャーたちの友情、恋愛そして将来を変えるかもしれない出来事を中心に展開されていく。大きな事件が起こるわけではないけど、高校最後のクリスマスを過ごす登場人物たちが、切なくてピュアな想いを抱えながら、交差し、ドラマが生まれていく。

今年のクリスマスアニメ映画で人気No.1!「クロース」

サンタクロースの始まりの物語を描いたネットフリックス・オリジナルのアニメ映画「クロース」。公開から1ヶ月で3000万回以上視聴され、ネットフリックス・オリジナル映画史上、最も視聴されたコンテンツとなっている。ストーリーは、自己中心的で落ちこぼれの郵便配達員のジャスパーが、町の人と距離を置いている不思議なおもちゃ職人のクロースに出会う。ジャスパーが子供から受け取った1枚の寂しそうな絵。その絵に心を痛めたクロースはその夜におもちゃを届け、それが話題になり、子供たちがクロースに手紙を書き始めるように。そんなきっかけから、2人は寒くて暗て争いが絶えないスミレンズブルくの町におもちゃを届け、町に喜びと奇跡をもたらしていく。ちょっと笑えて、ストーリーも面白く、感動するシーンもある本作。大人も楽しめるので、是非チェックしてほしい。

アフリカで過ごす異色のクリスマス、「ホリデイ・イン・ザ・ワイルド」

このネットフリックス・オリジナル映画の見所は何と言っても、セックス・アンド・ザ・シティでシャーロットを演じたクリスティン・デイヴィス。シャーロットの時と変わらない、年齢を重ねてもフレッシュな印象の彼女が、主人公のケイト役で登場。2度目のハネムーンの前夜に夫に離縁を切り出され、アフリカに1人でやってきたケイト。そこで、象の保護活動をするデレクと出会い、その活動と彼に惹かれていくという物語。実際にリアルでも象の保護活動をするクリスティンの思いが詰まった本作。大人のラブストーリーや冬の白銀のクリスマスと一味違った作品が見たい方は是非。

クリスマスは聖なる夜だからこそ、大切なことを思い出させてくれる映画を観て、今年1年あったことを思い出したり、来年からの未来にワクワクしたりしてみよう。きっと心が温かくなって、自分の幸せにも気が付けるはず。なんだかんだ今の自分があって、友達がいて、家族がいて、2020年がやってくること。それが一番の贈り物なのだから。