女性としても成長出来る。カップルセラピーにいくべき12のタイミング

恋愛関係のパートナーとの関係性が円満なことは、女子力を高めるうえでも重要なポイント。忙しい時などは、自分を女性として見てくれている人との関係性が良好だと、相乗効果で仕事もうまくいったりすることも多く効果はテキメン!でも、時にはその関係にヒビが入ることも。そんな時、あなたはどんな風に解決していますか?友達にアドバイスを貰ったり、パートナーと直接2人で対話したり、はたまた問題に蓋をしてやり過ごす。
実は、世界ではプロのカウンセラーにカップルの悩みを相談する、「カップルセラピー」に通うことがメジャーなオプションとして認識されているんです。日本では、まだまだ馴染みのないこの方法だけど、ついつい悩みに蓋をしがちな日本でこそ活用されるべき。この記事を読んで、もしパートナーとトラブルに直面した際の参考になれば嬉しい。
夫婦の対話やスキンシップが少ない日本こそ、カップルセラピーが必要
最近、日本の夫婦生活について取り上げる海外の番組が増えている。例えば、アメリカで大人気番組「クィア・アイ」もミニシーズンとして日本でのエピソードを放送。その中で、結婚をしているが、全く夫婦としての営みをしなくなった夫婦について取り上げている。またNetflixオリジナルドキュメンタリー「クリスチャン・アマンプール 世界の恋愛&セックス」でも第一弾に東京が取り上げられ、夫婦の営みをせず、その他のスキンシップを取ることもなく、”話し合いもしない”日本の夫婦のあり方についてクローズアップしていた。日本にいると、当たり前のように感じるこの状況は、世界にとっては奇妙な光景。謙遜や恥じらい、慎み深さを重んじるカルチャーのバックグラウンドがあるからこそ、その状態に行き着いたため、突然変わることも難しいのは100も承知。そう、こんな日本だからこそプロの力が必要なのだ!
カップルセラピーとは?カップルの問題解決の1つの手段
カップルセラピーとは、プロの心理カウンセラーが、何らかの問題や達成したい目標等があるカップルに対し、2人の現状や生い立ち、文化的な背景等を洗い出し、心理的な側面から課題解決や目標達成のサポートをする手法のこと。通常はカップルでカウンセラーを訪れ、複数のセッションに通いながら改善・前進のサポートを受けていく。簡単にイメージしてもらうには、映画「ミスター・アンド・ミセス・スミス」の冒頭を思い出してもらうとわかりやすいかと思う。
後に実生活でも結婚生活を送ることとなった(今は別れてしまったが、)ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーが2人並んで、何やらしかめ面で、夫婦生活について話をしているシーンがあったのを覚えているだろうか。結婚生活に影がさし、それを改善するためにカップル・カウンセラーを訪れ、改善の一環として2人の馴れ初めを話したり、夜の生活について話したりしていた。海外では映画にさりげなくシーンが織り込まれる程、当たり前な存在。
カップルセラピーはセレブもご用達のポピュラーなソリューション
映画やドラマに登場するだけでなく、実際にセレブも実生活でカップルセラピーのためにカウンセリングに通ったことがあることを公認しているカップルは多い。例えば、最も有名な例では、元大統領夫妻のバラック&ミシェルオバマ夫妻。そして、世界最高のディーバ、ビヨンセとラッパー兼実業家のジェイ・Z。さらに、アナと雪の女王のアメリカ版のアナ役や、Netflixドラマ「グッドプレイス」の主演、ドラマ「ゴシップガール」のナレーション等様々なヒット映画やドラマに出演しているクリスティン・ベルとその夫で俳優のダックス・シェパード夫妻。グラミー賞受賞歌手のピンクとモトクロス・ライダーのケアリー・ハート夫妻。数多くのセレブがカップルセラピーの経験と効果を公言しているので、効果はお墨付き!
https://www.businessinsider.com/michelle-obama-went-to-marriage-counseling-to-fix-barack-2018-12
ミシェルオバマは、オバマ大統領(!)に夫として改善をして欲しいと考えていたが、実は自分にも直すところがあったのだと気づくことが出来た。
老若男女、どんな問題のカップルも幸せなカップルもウェルカム

カウンセラーには何を相談できるのだろうか?実際にカップルセラピーを行うカウンセラーによると、その相談内容はセックスレス、金銭トラブル、何らかの依存症、不妊治療、将来設計の方針等、結婚生活の多岐にわたる。最近では、婚前のカップルがこれからの結婚生活でお互いが想定・期待している結婚生活についてのすり合わせをしているカップルまで。結婚して25年のカップルが、お互いへのロマンチックな気持ちを維持するために通っていたりと、現状は全く問題のないカップルも健康診断を受けるような感覚で、定期的に通ったりすることも推奨されている。
パートナーに素直になれない、向き合えないと感じたら行ってみよう

では、実際にどんな問題があったら、カップルカウンセリングに行くべきサインなのか?現状に満足しているカップルであっても、さらに良い関係や長期的な関係を求めて、カップルセラピーに行くことももちろん可能ではある。ただし、以下のようなより明確な問題がある場合は、ぜひカウンセラーのドアを叩いて欲しい。
カップルセラピーに行くべき12のタイミング
1・お互いに会話をすることがなくなってしまった時
2・会話はあるものの、常にネガティブになってしまう時
3・相手に特定の話を持ちかけることに恐怖心がある時
4・パートナーを敵対的な対象として見てしまう時
5・パートナーに言えない重要な秘密がある時
6・浮気をすることを考えている、またはすでに浮気している時
7・ファイナンシャルについてを素直に共有していない時
8・パートナーが変われば、全てが解決すると考えている時
9・生活がバラバラになってしまっている時
10・夜の生活が大幅に変化した時
11・同じことで何度も喧嘩になってしまう時
12・中長期間、継続して解決していない問題がある時
日本では、残念ながらまだまだメジャーではないカップルセラピー。もし、パートナーが乗り気ではない場合は、まず1人からでも通うことができるので、悩んでいる方かトライしてみるのもあり。気が付いていなかった自分自身についてや、本当の幸せのヒントが見つかり、カップルとしてだけではなく、女性としての自分の生き方を見つめ直すチャンスにもなるかも?