ダイエットは必要ない!自分の体型を愛するプラスサイズの女神たち

女性として生まれたからには、女子力を磨いて美しくありたいと思うのはとても自然なこと。でも、その思いはメディアによって翻弄されることもしばしば。時折、一般の女性では到底達成しえないモデルの体型や体重を賞賛し、過剰な美を憧れの対象のように作り上げてしまうから。
そして、その間違ったスタンダードからズレた自分を醜く感じてまう女性は、無理なダイエットにコミットしたり、自分を卑下したりして、精神的なダメージを抱えてしまうことも少なくない。
今回は、そんな状況に真っ向から反対し、ありのままの女性の美しさを肯定する力強い女性たちを紹介する。彼女たちのメッセージは、本当の自分を愛する自信をくれるパワフルなもの。もし、あなたが今の自分を美しい、女性らしいと感じないことがあったら、ぜひ彼女をチェックしてみて。
今や世界で大注目の元祖和製ビヨンセ渡辺直美。
2008年にビヨンセの口パクパフォーマンスがバズり、それ以降飛ぶ鳥を落とす勢いで人気を上昇させ続けている渡辺直美。2014年に自身のプラスサイズブランド「PUNYUS」を立ち上げ、2018年にはアメリカのタイム誌が「ネット上で最も影響力がある25人」に彼女を選出。
彼女こそ、日本が誇るポジティブなボディイメージの伝道師である。特にInstagramで発信する自分の体型に関連した面白い投稿や、逆に体型に関するバッシングを全く気にしていないといった投稿、ファッショナブルでアーティステックな投稿は、海外でも特に人気が高い。アイコンとしてレジェンド的な存在になりつつある彼女のInstagramを改めてチェックしてみると、インスパイヤされる内容がたくさん見つかるかも!
「どんな自分でも美しい」ことを発信する、パワフルな新歌姫、リゾ。
2016年にメジャーデビューし、2019年にはテイラー・スウィフト等の大物セレブたちが出席する全米最大規模のイベント、MTVビデオ・ミュージック・アワードでパフォーマンスを行った彼女。
人気の秘密は、圧巻のボーカルとダンス・パフォーマンスに併せて、彼女がインタビューや歌詞の中で発信する力強いメッセージ。特にラジオで男性コメンテーターから見た目について言及された際に「私はどんなサイズでも素晴らしく見える。私はそういう人なの。どんな私でも素敵だわ。それだけのこと。」と堂々と発言。かっこいい!
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ディズニーが生んだパワフルなメッセンジャー&シンガー、デミ・ロバート。
幼少期からディズニーの番組にレギュラー出演し、大人になった今さらに人気を高めている歌手、デミ・ロバート。しかし、子供時代からのエンタメ業界の美に対するプレッシャー等、様々な理由から薬物依存にもなったデミ。
そんな過去を持ちつつも、リハビリを経て回復。今では自身のストレッチ・マーク(体重の増減によってできる皮膚のヒビ)やセルライトの写真と一緒にポジティブなメッセージをInstagramのストーリーにアップしている。苦難を乗り越えて今に至る彼女のメッセージは、同じ困難を抱える人によりリアルに届くはず。
プラスサイズモデルの先駆け的存在、アシュリー・グラハム!
先日、第一子懐妊のニュースで話題になったモデルのアシュリー・グラハム。彼女は、全米で大人気のスポーツ雑誌「Sports Illustrated」でプラスサイズモデルとして初めて表示に起用され、その後も計3回も同誌の表紙を飾った。この雑誌の過去の表紙はスーパーモデルのジジ・ハディッド、ケイト・アプトン等のスーパーモデルたちが名を連ねる。
さらに彼女はその後、VOGUEや Harper’s BAZAARの表紙を飾り、バービーは彼女をモデルにした新しいバージョンの人形を作った。また、アシュリーは若い女性たちに自分の体型にポジティブなイメージを持つことを応援するスピーカーとしても、各地で講演している。「本当の美は、ありのまま自分自身であることを受け入れること」彼女はそのメッセージを、自分自身の実績とともに全世界に届けている。
「女性の美しさ」は、様々な意味をもつ。そして時にはメディアに、時には周りの人の意見によって、女性が自分自身を受け入れられなくなってしまうような基準を、美だと信じ込んでしまうこともある。
でも、本物の女子力は内側から現れるもの。もし、自分の見た目やあり方に不安や疑問を持ってしまうことがあったら、ぜひこの女性たちの発信するメッセージに耳を傾けてほしい。あなたに勇気をくれるヒントが隠れているかもしれない。